東京から約1時間、横須賀の沖合に浮かぶ「猿島(さるしま)」。 かつての軍事要塞としての面影を残す赤レンガのトンネルや砲台跡、そして周囲を囲む青い海。その神秘的な風景から「まるでラピュタの世界」と称され、今や横須賀観光には欠かせないスポットとなっています。
しかし、いざ無人島へ行くとなると「何を持っていけばいい?」「滞在時間は?」「2026年現在の料金は?」と気になることも多いはず。
今回は、実際に猿島を歩き尽くした筆者が、2026年最新の観光情報をベースに、猿島を120%楽しむための攻略法を徹底解説します。
1. 猿島ってどんな場所?2026年現在の魅力

猿島は東京湾に浮かぶ唯一の自然島であり、幕末から第二次世界大戦にかけて東京湾を守る「要塞」として利用されてきました。
一般開放された現在は、「歴史」「自然」「レジャー」の3つを同時に楽しめる島として進化しています。2026年現在、環境保護と観光の両立が進んでおり、さらに歩きやすく、かつ歴史の重みを感じられるスポットとして整備されています。
2. 猿島観光の基本情報(アクセス・料金・スケジュール)
観光を計画する上で、まず押さえておきたいのが「船」の情報です。
船の乗り場は「三笠ターミナル」

猿島行きのフェリーは、三笠公園に隣接する「三笠ターミナル」から発着します。
- アクセス: 京急「横須賀中央駅」から徒歩約15分。
- 駐車場: 隣接する三笠公園駐車場(有料)がありますが、週末は非常に混雑するため、公共交通機関の利用を強くおすすめします。
2026年現在の利用料金
2026年より、環境維持とサービス向上のため料金が一部改定されています。
- 乗船料(往復): 大人 2,000円 / 小学生 1,000円
- 猿島公園入園料: 大人 500円 / 小・中学生 250円
- 合計: 大人は2,500円で島へ渡ることができます。
運航スケジュール
通常、9:30から1時間おきに運航していますが、季節(夏季・冬季)や曜日によって最終便の時間が異なります。必ず当日の公式サイトで「現在の運航状況」をチェックしてください。海が荒れるとすぐに欠航になるため、当日の確認は必須です。

3. 猿島で見逃せない!「映え」と「歴史」の主要スポット
島内は徒歩で1時間〜1時間半ほどで一周できます。特に外せない見どころを順に紹介します。
① 切通し(きりどおし)の軍路
桟橋から坂を登ると現れる、高さ数メートルの壁に囲まれた通路。こここそが「ラピュタ感」の正体です。壁に張り付くシダ植物と、歴史を感じさせる赤レンガが織りなす空間は、シャッターが止まらなくなること間違いなし。

② 愛のトンネル(レンガ造りの要塞跡)
日本最古級のフランス積みレンガで作られたトンネルです。暗いトンネルを抜ける様子が「カップルで手をつないで通る」ことから愛のトンネルと呼ばれていますが、実は内部は弾薬庫や兵舎として使われていた重厚な史跡です。

③ 砲台跡と展望台
島の各所にある円形の砲台跡。かつてここから海を監視していたのかと思うと、背筋が伸びる思いがします。展望台からは、天気が良ければ富士山や横浜のランドマークタワーまで見渡せます。

4. 【実体験レポ】猿島を快適に楽しむための「5つの鉄則」
ここからは、実際に行ってわかった「失敗しないためのコツ」を伝授します。

1. 靴は「スニーカー」一択!
「島だからサンダルでいいや」は大間違いです。島内は石畳や階段、勾配のある坂道が多く、さらに湿気で滑りやすい場所もあります。ヒールやサンダルは避け、歩き慣れたスニーカーで行きましょう。
2. 服装は「温度調節」ができるものを
海の上は風が強く、陸地よりも寒く感じることが多いです。一方で、島内の切通しを歩き回ると汗をかきます。脱ぎ着しやすい上着を持っていくのが正解です。
3. 写真撮影は「午前中」がベスト
午後になると逆光になるスポットが多く、また観光客も増えるため、無人島らしい静かな写真を撮るなら朝一番(9:30)の便を目指しましょう。
4. 虫除けスプレーは必須(夏季)
自然豊かな無人島、当然ながら蚊や虫がいます。特に切通し付近は蚊が多いため、夏場は虫除け対策を忘れないでください。
5. 飲み物は三笠ターミナルで買っておく
島内にも自販機はありますが、売り切れていたり、価格が高めだったりします。乗船前に飲み物を確保しておくと安心です。
5. BBQや釣りはできる?レジャー情報の最新事情
猿島といえばBBQも人気ですが、2026年現在は「完全予約制・手ぶらBBQ」が主流です。
- 機材持ち込みは禁止: 環境保護のため、コンロなどの持ち込みはできません。公式サイトから事前にレンタル予約が必要です。
- 食材: 自分で持ち込むこともできますが、横須賀のポートマーケット等で地元の食材を買っていくのが通の楽しみ方。
また、釣りに関しては指定のエリア(磯場)でのみ可能です。管理棟でルールを確認し、マナーを守って楽しみましょう。
6. まとめ:猿島は「歴史の風」を感じる場所

猿島はただの観光地ではなく、かつてこの国を守ろうとした人々の足跡が残る貴重な場所です。美しい景色を楽しみながらも、その背景にある歴史に少しだけ思いを馳せてみると、より深い旅の体験になるはずです。
帰りの船から離れていく島を眺めるとき、あなたはきっと「また来たい」と感じているはず。次の週末、カメラを持って横須賀・猿島へ出かけてみませんか?
猿島観光のお役立ちリンク
編集後記:
筆者が訪れた際は、トンネルを抜けた瞬間に広がる青い海に心から感動しました。
皆さんも、ぜひ自分だけの「最高の一枚」を見つけてみてくださいね!


